高1・2の皆さんは教育新課程の世代であり、現高3の先輩たちとは少し学ぶ内容が異なっています。
そして新課程に合わせて共通テストも大幅変更。情報Ⅰも追加に!
特に国公立大志望の皆さんはどうしても負担が増えます。
高1・2から受験は始まっているというつもりで日々学習に励みましょう!
とはいえ、希望進路も決まらないうちにやる気は出ないもの。
これから何回かに分けて大学の各学部を紹介する投稿を配信します。
進路決めの参考にしてください。
今回は基本となる『文系・理系の違い』についてです。
①文系
大きく『人文科学』と『社会科学』に分かれます。
人文科学:一人ひとりの「人の内面が生み出したもの」を研究します。
(例)文学・語学・歴史学・哲学・文化学 など
社会科学:人と人との関係(社会)が生み出すものを研究します。
(例)社会学・経済学・商学部・経営学・法学 など
②理系
『自然科学』という学問分野を研究します。
自然科学:自然が作り出したもの・現象を研究します。
(例)理学・工学・農学・医学・地学 など
例えば、大ヒットしたおもちゃがあったとします。
その開発者について興味をもつのは人文科学的視点
その大ヒットした社会背景に興味をもつのは社会科学的視点
おもちゃの構造に興味をもつのは自然科学的視点です。
③その他
そのほかにも芸術に特化した『芸術系』(美術部・音楽部)
運動に特化した『体育系』(体育学部)
近年増加している、文理の境界を超越した『文理融合系』(データサイエンス学部など)
もあります。
これからいろいろな学部の詳細を配信していきます。
自分の進路決めに役立ててみてください。
(本コラム執筆担当:Matsushita Hajime)