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できる人の常識を知ろう!①

高校生の学習習慣

今回は高校生の学習習慣について考えていきましょう。

高校生になると、部活や生徒会などに参加するかしないかで、忙しさに大きく差がでます。活動が盛んな部活に所属している人は、練習も厳しく、帰宅時間も遅くなります。やりがいがある分、自分で自由に使える時間は減ります。相当気合を入れないと学習時間が確保できない上に、家ですぐ寝てしまう生活が習慣化してしまいがちです。高校生って、なかなかのハードスケジュールですよね。
「気がついたら何週間もたっていた…。まずいテストが近づいてきた…。」
 このような調子で、慌ただしい日々を過ごしている高校生も多いのではないでしょうか。特に、埼玉県は都内の高校と比べて、部活や生徒会・実行委員などに参加し遅くまで活動している人の割合が高く、忙しい人が多いようです。
では、高校生のほとんどが日々の学習に取り組めていないのでしょうか。
答えはNoです。
高校1年生から、自分の学習習慣を確立し、きちんと日々の学習に取り組んでいる高校生は割とたくさんいます。平日に1日3時間~5時間ぐらい学習に取り組んでいる人も一定数存在していますよ。

高校生になったら、
「毎日、家庭学習に取り組むこと」=「できるようになるための絶対条件」
となります。
(塾や予備校の自習室・授業で学んだ時間も家庭学習と考えるとして)高校1年生であれば、平日に1日2時間以上自主学習に取り組むことが必要です
毎日の自主学習の中で、高校の授業の予習等を手際よくこなし、実力アップのための問題演習に取り組むようにしましょう。当たり前のことなのですが、これができている人とそうでない人では、後々信じられないほどの学力差がつきます。

それでは、どうやって家庭学習(自主学習)を習慣化すればよいのでしょうか。
今まで習慣化できていなかった人が学習習慣を身につけるには、以下の3つの条件を満たすことを意識してみてください。それは、
「自分が頑張れる場所を確保すること」
「自分でルールを決めること」
「モチベーションを高めてくれる人達がいること」
です。

家で黙々と取り組んでもよいし、学校や塾で自習してもよい。まずは「ここなら、なんとか頑張れそう」という場所を確保しましょう。そして、自分でルールを決め、決まった時間に一定量以上の学習に取り組むことが非常に重要です。
『毎日学習すること』自体は、基本的な生活やスポーツなどと同じように、習慣によって維持されているものなので、これが習慣化されてしまうと、割と頑張れてしまうものです。なんとかして、『日々の学習の習慣化』が成立するまで取り組みを続けてみてください。なにごとも「大変なのははじめだけ」なのですから。
ヒトって、ホントに習慣に支配されている生き物なのだそうです。
「何か間食したくなっちゃって…。」
「何かスマホみたくなる…。」
「何かいつも眠くなる…。」(これは疲れすぎかもしれないです)
ということから、
「朝、走らないと気が済まない!」
「勉強しないと何か変な感じがする。」
「何か、ここだと頑張れる。」
ということまで、習慣って良くも悪くも非常に影響力大なものなのです。
自分を成長させられる日々の習慣を、いっしょにつくっていきましょう。

また、ヒトは、まわりの環境からも常に影響を受けています。
同じことをするにも「ポジティブな状態」や「使命感に燃えている状態」で取り組んだ方が、より高い効果を得ることができます。
そういった意味では、「パワーをくれる人がまわりにいること」「頑張れる場所をもっていること」は、とても大きな財産であるといえます。

山手学院高校部でも、高3生だけでなく、部活帰りの高校1年生や2年生が、1時間~2時間、頑張って自習していく様子をよく見かけます。家に帰ったら寝てしまうので、塾で勉強してから帰宅するようにしているようです。よく頑張っているなと感心させられます。先生たちも負けじと頑張りますよ!

勉強の習慣が身についてきたら、今度は、より効率を高めるための取り組みに着手していきたいものです。例えば、
「●●時までにここまでやる!」
など、一つひとつの作業の〆切時間を設定すると、学習の密度を高めることができます。

「同じ科目の学習を長時間続けない」ということも集中力維持に効果ありです。

これから、いろいろな学習アドバイスをさせていただきたいと思います。楽しみにしていただけると嬉しいです。

本コラム担当:A.SHIMIZU

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